労働者派遣の定義と派遣労働関係

このような派遣法の基く「労働者派遣」の法律関係は、

次のようになっています。派遣法における労働者派遣の定義は

「自己の雇用する労働者を雇用関係の元に、
 かつ他人の指揮命令を受けて、他人のために労働に従事させることを
 いい、他人に対し、労働者を他人に雇用させることを
 約してするものを含まないものとする。」

ものです。

したがって、労働者派遣の場合には通常の雇用関係のように
事業主と労働者といった関係でなく、

@派遣元事業者と派遣労働者との間には派遣就業を
 目的とする雇用契約関係があり、

A派遣元と派遣先との間に労働者派遣契約が締結され、
 この契約に基き、派遣元が派遣先に労働者を派遣し、

B派遣先事業者は当該派遣契約に基いて派遣された派遣労働者を
 指揮命令して自社(派遣先)の業務に従事させる
 
といった3つの関係が生じるのであり、

このような三者間の法律関係を

「派遣労働関係」ということができます。


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