抜け殻正社員、派遣、請負依存経営のツケ・・・第17回

郵政不振に非常事態宣言

世界屈指の正確さを誇った日本郵便に異変が起きている

遅配、誤配は言うに及ばず、未配達の郵便物を捨てたり、

金品を抜き取ったり。にわかに信じがたい犯罪行為が続発している。

「昨今、職務外において社会的なルールを大きく逸脱した

犯罪が散見されますが、誠に残念なことであり強い危惧を

抱かざるを得ません。職務の内外を問わず、倫理、社会規範、モラル、

マナーを遵守し、公正な行動をとることが強く求められます。」

危機感を募らせた郵政公社の生田正治総裁は2月23日、

労組委員長との連名で「お客様の信頼向上に向けた共同宣言」を出した。

ある公社職員は

「総裁と労組委員長の共同宣言なんて今まで見たことがない」と驚く。

事実上の非常事態宣言といっても過言ではない。

10月の民営化が刻一刻と迫る中、募る一方の「郵便不振」

その原因の1つと考えられるのが非常勤職員の増加である。