2008年4月から75歳以上の高齢者を対象とした
医療保険制度(後期高齢者医療制度)が動き出す予定です。
開始まで1年を切りましたが、詳細が決まっていない点もあり、
中身をよく知られていないようです。
保険料負担や医療の内容はどのように変わるのでしょうか
●保険料は厚生年金受給者で平均「月約6,200円」か
新制度は、2006年6月に成立した医療改革関連法で
導入が決まりました。
複数の病気を持つことも珍しくない75歳以上を、
現役世代の医療保険と別立てにし、
効率化を進めて医療費を抑制するのが狙いです。
都道府県ごとに全市町村が参加する広域連合が運営予定のため、
保険料も都道府県単位で決定します
保険料については、各広域連合で保険料を定める条例が
今秋移行でないと制定できない見通しで、
保険料負担額は今のところ不明です。
ただ、厚生労働省が公表している全国平均の保険料の
目安が手がかりとなり、
「年208万円」という平均的な厚生年金受給者の場合、
保険料の目安は「月約6,200円」となります。
また、75歳未満の配偶者がいる場合は別途配偶者の
保険料も支払いますので、
今よりも負担増になると見られています。
全般的には地域や所得の状況によって負担が増えるか減るかは
一概には言えませんが、明確に負担増になる人もいます。
会社員の子供の被扶養家族になり、
子供の会社の健康保険を利用している高齢者です。
従来は高齢者自身は保険料を負担していませんでしたが、
新制度では、年金収入に応じた保険料を負担する仕組みに変わります。
急な負担増を防ぐため、制度加入時から2年間は本来の
保険料の最大半額(定額部分)となります。
