正社員からパートへの切替について

<Q>
不況の中、仕事が少なくなってきたので、
正社員からパートへの切替の必要性について理解を求めるため
全社員に説明したところ、労働組合(連合系)へ相談に行かれました。


<A>
社員の人件費をカット、正社員からパートへの切替、
社員を解雇などをするためには、

その前に役員報酬の削減(役員の削減含)、
経費の削減等を行う必要があります。


現在おかれている危機的状況を社員に
わかってもらう必要があるからです。

この事例については、
社長はじめ役員の報酬は大幅に削減されていたこと
から労働組合は理解を示しながらも、

一応、労政事務所へ「斡旋」を求めるということになりました。

労政事務所の「斡旋」をうけましたが、
役員報酬を大幅に削減していたこともあり、

また、訴えた人たちが退職届を出し、
そのうえで離職票の交付を求めてきたので
「労働者の判断による退職」
(労働条件に係る重大な問題)となりました。

残った社員は社長の姿勢に理解をし、
会社の置かれている状況から抜け出すべく力を合わせています。
その結果業績も上向きになりました。

一般論として、社長はじめ役員が会社の経費で
高級車を乗り回したり、ゴルフに興じたり、
飲食店に入り浸っていたとして、社員の給料をカットしたら

あなたの会社の社員はどう思うでしょうか。

おそらく社員は働かなくなるでしょう。

少なくとも働いている振りをするだけになって、
少しも業績は上がらなくなるでしょう。

まず、最低限行わなければならないことは、
役員自身の身を削り痛みを感じることなのです。