経営会社に7900万円賠償命令=「時間外」前提の給与体系―日本海庄や過労死訴訟

飲食チェーン店「日本海庄や」の店員だった吹上元康さん=当時(24)=が

 

過労死したのは長時間の時間外労働が原因として、京都市の両親が

 

同店を展開する「大庄」(東京)や社長らに、慰謝料など約1億円の賠償を求めた訴訟の

 

判決が25日、京都地裁であり、大島真一裁判長は約7900万円の支払いを命じた。

 

大島裁判長は「大庄が給与体系に80時間の時間外労働を前提として組み込んでいた」

 

などとして「労働時間について配慮していたとは全く認められない」と指摘。

 

また「取締役らは不合理な長時間労働体制を十分認識することができたのに、

 

怠慢によってその体制が維持された」と述べ、経営者の責任も明確に認めた。

 

大庄は死亡と時間外労働の因果関係を争い、

 

「業務内容がそこまで負担になるものではなく、本人の潜在的な病気や

 

健康管理状況などに問題があった」と反論していた。