高校生のアルバイトを採用する場合の注意点

<質問>

高校生のアルバイトを採用する場合の注意点を教えてください。

 

<アドバイス>

年少者の場合は、「住民票記載事項証明書」を事業場に備え付けます。

変形労働時間制の適用、時間外労働・深夜労働・休日労働は禁止されています。

 

 

◆満18歳未満の者を「年少者」といいます。

年少者である高校生を雇う場合は、年齢を証明する戸籍証明書を

事業場に備え付けなければなりません。

この証明書は、名前と年齢が証明できれば「住民票記載事項証明書」で

よいとされています。

 

 

◆年少者に変形労働時間制(1ヶ月単位の変形労働時間制、フレックスタイム制、

1年単位の変形労働時間制、1週間単位の変形労働時間制)を

適用することはできません。

 

ただし、満15歳以上満18歳未満の者については、次の定めにより

労働させることができます。

 

@1週間にうち1日の労働時間を4時間以内に短縮することを条件に、

他の日の労働時間を10時間まで延長すること。

 

A1週間について48時間以下の範囲、1日について8時間を超えない範囲で、

1ヶ月および1年単位の変形労働時間制を適用すること。

 

 

◆時間外・休日・深夜労働

年少者に法定労働時間(1週40時間、1日8時間)を超える労働、

法定休日(1週1日)に労働させることはできません。

法定内の残業、法定以外の休日に労働させることはできます。

また、非常災害時で臨時の必要がある場合は、

労働基準監督署の許可(緊急事態の場合は事後の届出)を得て、

時間外・休日労働をさせることができます。

 

深夜労働(午後10時から午前5時)についても原則禁止ですが、

次の場合は労働させることができます。

 

@満16歳以上の男性を交代制で労働させる場合

 

A交代制で午後10時30分まで労働させる場合(労働基準監督署の許可が必要)

 

B非常災害時で臨時の必要がある場合(労働基準監督署の許可が必要)