育児をしている者に残業させてもいいのですか

<質問>

育児をしている者に残業させてもいいのですか

 

<アドバイス>

育児をしている者には、

所定外労働の免除、

時間外労働の制限(1ヶ月24時間、1年150時間以内)、

深夜残業の制限

の3つの措置に配慮が必要です。

 

 

◆所定外労働の免除

3歳に満たない子を養育する労働者が請求した場合は、

所定労働時間を超えて労働させることができません。

ただし、日々雇用される労働者と労使協定で対象外と定められた

次の労働者は請求できません。

 

@勤続1年未満の者 

A週の所定労働日数が2日以下の者

 

請求する期間は、

1回に月1ヶ月以上1年以内、請求回数に制限はありません。

開始日の1カ月前までに請求手続きを行います。

また、事業の正常な運営を妨げる場合は、

この請求を拒めることになっています。

 

 

◆時間外労働の制限

小学校入学前の子を養育する労働者が、養育のために請求した場合は、

1ヶ月24時間、1年150時間(制限時間)

を超えて時間外労働を延長することができません。

ただし、次に該当する労働者は請求できません。


@日々雇用される者 

A勤続1年未満の者 

B週の所定労働日数が2日以下の者


請求期間、請求回数、請求手続き、事業の正常な運営を妨げる場合の

取り扱いは、所定外労働の免除と同じです。

 

 

◆深夜業の制限

小学校就学前の子を養育する労働者が、養育のために請求した場合は、

午後10時から午後5時(深夜)に労働させることはできません。

ただし、次に該当する労働者は請求できません。


@日々雇用される者 

A勤続1年未満の者 

B保育ができる同居の家族がいる者

C週の所定労働日数が2日以下の者 

D所定労働時間の全部が深夜にある者

 

請求期間、請求回数、請求手続き、事業の正常な運営を妨げる場合の

取り扱いは、所定外労働時間の免除、時間外労働の制限と同じです。