休日の時間外・深夜の割増賃金の取扱いについて教えて下さい

<質問>

休日の時間外・深夜の割増賃金の取扱いについて教えて下さい。

 

<アドバイス>

法定休日に深夜労働が重なった場合は35%+25%で

割増率は60%になります。

休日労働に時間外労働が重なっても割増率は加算されません。

 

 

◆残業手当を支払う場合の割増率は次のとおりです。

@法定労働時間(1週40時間、1日8時間)を超えて労働させた場合  ※25%
A深夜(22時〜翌朝5時)に労働させた場合 25%
B法定休日(1週1日または4週4日)に労働させた場合 35%

 

休日が週1日であれば、この日に労働させた場合は休日労働となり

割増賃金の支払いが必要になります。

しかし、週休2日制の場合は、1日が法定休日、

1日が任意休日ということになり、任意休日の労働であれば

休日の割増賃金の支払いは必要ありません。

ただし、任意休日であっても1週40時間を超えた場合は、

時間外労働となり25%の割増賃金を支払うことになります。

 

 

◆休日出勤は、法定休日に労働させた場合に35%の割増賃金を

支払います。

この休日出勤が時間外・深夜に及んだ場合の割増賃金の取扱いが

どうなるのか、についてですが、時間外労働も休日労働も

「1週40時間・1日8時間」「1週1日または4週4日の休日」

という法定の枠を超える労働で、どちらにもいわゆる時間外労働といえます。

そのため、同質の労働なので、休日に時間外労働という考え方はありません。

休日労働に時間外労働が重なっても割増賃金率は35%のままです。

しかし、休日労働に深夜労働が重なったときは、

休日割増と深夜割増を加算し60%の割増率としなければなりません。