退職者の有給休暇

<質問>

有休、退職間際に残日数分(36日分)を一括請求されました。

 

応じなければなりませんか?

 

<アドバイス>

残念ながら応じなくてはなりません。

 

対策として、請求者に事情を話されて退職日を先に延ばしてもらう方法

 

あるいは、本人の了解を得て一括請求された日数から引き継ぎに

 

必要な年休日数を減じてもらって、その分退職された時点での

 

残余日数に応じた手当として処理される方法です。

 

就業規則に次の条文を定めておきましょう。

 

(業務の引き継ぎ義務)

第 条  第  条の人事異動、第  条の出向を命ぜられた者、退職する者及び
      解雇されたものは、保管中の備品、書類その他すべての物品を
      返還するとともに、後任者に対し指定期日までに業務の引き継ぎを終了し、
      所属長にその旨を報告しなければならない。

   2.前項の引き継ぎを完了しないもの及び十分な引き継ぎを行わないものは、
     懲戒処分にかすことがある。また、退職者・解雇者にあっては、
     その退職金の全部または一部を支給しないことがある。

 

 

引き継ぎ等必要としないのであれば、本人の了解を得て

 

申請された有給開始日の前日を退職日として残日数分の手当を

 

支払うようにしてはいかがでしょうか?

 

社会保険料が1カ月分削減されます。